2022年5月21日 (土)

文芸交流会の拡大充実についての抱負=外狩雅巳(投稿)

 町田文芸交流会の拡大充実の為、宣伝と加入促進を行っています。月末の次回会合の案内書に合評作品などを同封し数名の方に送りました。
交流会案内パンフレットの作成に取り掛かりました。現在9名の交流会参加メンバーを二けたにすることから始めます。
参加者が増えたら個人主催の形態を組織に改め役員体制を作ります。
 春の会合に「文芸思潮」の五十嵐勉氏が出席されましたが、単発的な参加でなく常連として寄与してもらうためにも交流会体制を強化充実します。全国でも同人雑誌結社の異なる文芸愛好者の月例交流会はここだけです。個人参加なので一人で作品を書いている人や、同人会の品定めを試みる人も出席できます。
 文芸同志会通信に掲載されれば全国にひろまります。問い合わせも増えることでしょう。案内パンフレット作製も急ぎます。宣伝が第一です。コロナで在宅している文芸愛好者を網羅します。図書館、文学館などにも配布します。横浜県庁に連絡したら県内の連合組織もなく交流会に期待するとのことです。一度、担当部署に行きます。市民文芸の大きなうねりのきっかけになるよう努力します。

《参照:外狩雅巳のひろば

■関連情報=「詩人回廊」・外狩雅巳の庭

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2022年1月31日 (月)

久野治氏の評論・「美濃焼について」を転載

 ワクチンの3回目をすました。結構、だるかった。しかし、コロナ過で死ぬのを覚悟していたら、まだ生きている。先日、文芸同人誌「弦」110号で紹介した久野治氏の評論を転載させてもらうことにした。この評論の特異性は、陶芸品を滋雨にした日本史が語られていることだ。前にも述べたが、今は亡き友人の宇田本次郎氏は、長年、陶磁器の店を経営し、陶器の町へ行っては仕入れをしていた。自分も付き合いで、中くらいのお椀を1万円位で買った。今も即席ラーメンを食べるときには、この椀を使うが、たしかに味がある。かれは、古田織部を題材にした小説を執筆しいた。しかし、いわゆる純文学的書き方で、織部の心理的な側面を描くため、時代の環境をあまり記さない。自分は、もうすこし時代の空気を説明したらどうだろう、と注文をつけると、野暮な奴には、判らないでもいい、と言っていたものだ。それに対し、《参照:評論・「美濃焼について」(1)=久野治・ORIBE研究家》は、じつにユニークで面白い。「弦」の中村編集長の許可を得て転載することにした。久野氏は白寿を迎えているそうで、それを考えると、遊んでいられない感じだ。

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2021年12月 5日 (日)

文芸同人雑誌の動向や展望について、まとまった情報は存在するのか

 文芸同人誌は、本質的に合評会をするので、地域内での活動性が枠があります。そのため、そのすべてをみわたすことが出来にくいでしょう。かつては、雑誌「文学界」に「同人誌評」がありました。じぶんが月報を発行していたころは、評をしていた今は故人の大河内氏、松本道介氏。季刊文科の編集に関係のあった草場氏(現在は草場書房を運営)などから情報を得ていました。考え方は伊藤桂一氏の同人誌観にしたがっていました。詩作品についても、同じでした。思い起こせば、「文学界」に評された同人誌に問い合わせをしたいのと、どんな状況か取材して欲しい、月報の読者からの要求があって、合評会に見学をさせてもらいました。感じたのは、部外者には冷淡で、閉鎖性の強いのが文芸同人誌でした。伊藤桂一氏より、「いいことだから根気よくやりなさい」と言われなければ、対象にしていなかったでしょう。同じことを何度も言っていますが、文芸同志会は、会員が原稿料を得るためには、何をどう書くべきかを模索するものでしたので、同人誌については、出版社に近い同人会とは交流がありました。「砂」という同人誌は、昔は「群像」や「新潮」の編集者とつながりがありました。しかし、それも一時的なもので、縁のある人が亡くなったり、雑誌の編集者が変わったりして、縁も失われきました。ライターの活躍する場も変化し、私自身が高収入の得られた新聞、機関誌の編集執筆に時間を費やすようになりました。自分は後期高齢者ですが、パソコンの教室に通ったことはなく、クライアントの要求で、機器とカメラを用意し、依頼された原稿をワードで書いておくり、請求書にはエクセルの使い方を習っただけです。当時、週刊誌や専門新聞の原稿を引き受ける人を斡旋する団体がいくつかありました。また、ネットニュースの外部記者にも報酬がでました。フリーペーパーから、ネットの食べログのようなお店紹介記事なども増えました。取材原稿料は大変安く、普通のライターはやりませんが、記事を書いて報酬をもらえば、いくら安くても、プロのライターという実績になりました。ネットやツイッターは、執筆者はライターでなく、タダで書いたものをデーターにして、広告費でビジネスにするわけです。時代が違って、隠居して良かったと思います。今は「海」(いなべ市)読み終わり、紹介を書くばかりです。今日も、沢山の雑誌や詩集、エッセイ集が到着しています。おいおい読んでいきます。この辺で、同人雑誌の地域的状況を、知るところを言いますと、三田村さんの「中部ペンクラブ」が、書き手の量と質で、最大のグループでしょう。同人誌同士の連携も強いようです。「季刊文科」は、予約読者の多さと、東京という地域性で、運営会社と編集人、職業作家の執筆の場として存在感があり、有力商業誌でしょう。「全作家」は本部が東京にあり、中部ペンほど同人数が多いようには思えません。雑誌「文芸思潮」は、アジア文化社という会社で五十嵐勉氏が、編集と運用をしているようです。商業誌で、紀伊国屋書店などで買えます。 

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2021年12月 2日 (木)

第一回全国同人雑誌協会総会のレポートを読んで

 同人雑誌の全国組織が船出したようだ。《参照:全国同人雑誌協会の第1回総会を五十嵐氏が報告~東京新聞
 日本の国内消費の主役は、人口の3割を占める高齢者である。しかも、年々定年退職者が増えていく。団塊の世代で経済を盛り立てた高齢者産業は成長産業である。したがって、趣味としての文芸活動の後継者は、多く控えている。生活記録や自分史などを書きたい人は、文芸同人誌に参加してくるであろう。ただ、そのすべてが、文学的な芸術性を求める人であることはない。生活日誌的なエッセイか、学問研究者、海外生活ものなどが多いはず。純文学的な発表場所では、「季刊文科」が独特のシステムを採用しているが、順調のように見える。ネットでは、出版社の注目するサイトで投稿者が多いが、自分の思い過ごしかも知れないが、検閲による常識の範囲での表現に限られる感じがする。活字印刷表現の重要性が認識されるのではないだろうか。

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2021年11月 9日 (火)

つまらない人生と自意識

 生活しいていると、次から次へとやることが出来る。でもいつかは、できない時が来る。今は生きている。おそらく明日も生きているだろうと思う。だけど、それは思っているだけで、本当はわからない。そのことを意識していると、こんなつまらない風景も面白い。無人風景フェチなのである。《参照:マスクでぼんやり平日の温泉旅=長野・上田駅前周辺風景》。自意識というものが、ものぐさ精神を動かす。自分の文学趣味の原点である。

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2021年11月 8日 (月)

西日本文学展望「西日本新聞」10月29日・朝刊=茶園梨加氏

題「体験と思索」
『評伝・人間織坂幸治 ココロハ コトバデアル。ことばは こころである。』井本元義さん著、仲西佳文さん編(花書院)
野田明子さん「無空道」(「ほりわり」35号、柳川市)
坂口博さん「織坂幸治小論」、『織坂幸治論集 畸言塵考』
文芸批評「叙説」Ⅲ-19号より特集「震災」、小特集「火野葦平研究の現在」
森崎和江さん『まっくら』が岩波書店から文庫化。解説は水溜真由美さん
《「文芸同人誌案内・掲示板」ひわきさんまとめ》


 

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2021年10月27日 (水)

文芸同人誌を月刊で発行するシステム紹介

 文芸同人誌を月刊で発行することなど、不可能であろうと、自分は思い込んでいた。また、かつて月刊「詩と眞實」を読んだ記憶があるが、当時の同人誌に対する期待と現在のそれとは異なるので、そのうちに月刊ではなくなるであろうと、考えていた。紹介するのもどうであったか、記憶していない。そのご寄贈されなくなったので、その印象だけが残って、忘れている存在だった。しかし、その後、寄贈されるようになった。それが、現在でも月刊であることに驚いた。現在11月号は869号である。
 そして、本誌には「同人・会員募集」欄がある。--本誌は昭和23年11月、戦後の荒廃のなかから立ち上げられ、56名の文学を愛する同誌の酔って創刊されました。以来、月刊文芸誌として今日に至っています。関心のある方は、下記の決まりを読んで問い合わせをしてください、という趣旨が記されている。このような文芸同人誌の存在もあるということで、会費や自費負担に関する項目を転記してみた。誤記があるかもしれないので、興味のある方は、正確には問い合わせをしてみてください。それにしても、よくこの費用負担で発行できるものだと思う。
「同人清規」
1、同人加入希望者は近作1篇を添えて申し込むこと。加人決定は編集委員の合意による。決定後は同人費3ヶ月以上を前納すること。
 2、同人費は月2千円。未納期間は作品の掲載を停止する。6ヶ月未納の者にして何ら意志表示のない場合は、同人を除名することを原則とする。
 3、原稿の締め切りは毎月15日とする。掲載は編集委員の合議に任せること。
 4、編集・校正はその月の第1土曜日、発送は第3土曜H、合評会は最終土曜日に午後3時より「松葉」にて行う。発送には多数の御参加を乞う。
 5、4百字詰め原稿=2万6千円。連載作についてははその都度、協議の上で負担金を決める。
「会員清規」
 1、会員は通常と特別の二種とし通常会員は、月額500円3ヵ月分前納、特別会員は月額750円以上とする。雑誌代は含む。
 2、原稿用紙3枚(4百字詰め)以内の随筆を発表することができる。
編集・発行人=今村有成。〒862-0963熊本市南区出仲間4丁目14-1。.

 

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2021年10月 9日 (土)

全国同人雑誌協会の近況から

 同人誌「クレーン」の和田信一郎氏の投稿が、「文芸同人誌案内」掲示板にある。それによると、全国同人雑誌協会の参加者が50もあるそうである。和田氏は少ないという思いだそうだが、自分にはそんなに多いのか、という感じをうけた。自分の印象では、文芸同人誌の同人で、職業作家になりたいとする人は多くない。すでにほかの職業で人生を歩んできた人が多い様に見える。たまたま、文芸同志会の意志を知らないで、作品紹介をしてもらえるから、という理由で贈ってくれているようなので、文学性を考慮しない時事性の強い作品の多い雑誌を読んでいるのかもしれないし、協会に参加する同人誌とは種類が違うのかもしれない。同人誌のほとんどが、地域性が強く、合評会での読者が必ずいることに対する確信、書きたいことが書けることの良さがある。多くの読者には興味がないであろう普遍性のない作品でも、読んでもらえるということで、書かれたものに意外な発見があり、生活者の実態がわかるのが、長所である。そのかわり、世間的な俗生活に、差し障りがあったり、不便が生じるようなことは、書けない。そういう言うに言えない制約があるなかで、一番の目的が存続することのように見える。おそらく、どこかにそうした目的に貢献するために、東京に出てきて、漠然とした懇親を深めることに意義を認める同人誌の同人がいることが、発見である。

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2021年10月 8日 (金)

西日本文学展望「西日本新聞」9月30日/朝刊=茶園梨加氏

題「地域を描く」
冒頭、米本浩二さん『魂の邂逅(かいこう) 石牟礼道子と渡辺京二』(新潮社、2020年)に触れる。
都満州美さん「訪問診療」(「海峡派」152号、北九州市)、伊福満代さん「二歩の父」(「龍舌蘭」203号、宮崎市)
白石すみほさん「破倫」(「ふたり」26号、佐賀県唐津市)、鳥海美幸さん「森」(「龍舌蘭」203号)、高崎綏子さん「木語(もくご)」(海峡派」152号)
《「文芸同人誌案内・掲示板」ひわきさんまとめ》

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2021年8月 2日 (月)

西日本文学展望「西日本新聞」(7月30日/朝刊)=茶園梨加氏

題「生きづらさ」
冒頭「生きづらさ」について『コンビニ人間』(村田沙耶香)、『推し、燃ゆ』(宇佐見りん)、『水たまりで息をする』に触れる。
深水由美子さん『優しいお墓』(「第八期九州文学」576号、福岡市)、階堂徹さん『瓦の落ちた先』(「詩と眞實」865号、熊本市)
佐々木信子さん「初嵐」(「第八期九州文学」576号、福岡市)、遠藤博明さん「稲妻と案山子」(「ら・めえる」82号、長崎市)、川村道行さん「「独」と「離」」(「海」第二期26号、福岡市) 《「文芸同人誌案内・掲示板」ひわきさんまとめ》> 

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