2021年10月 2日 (土)

見ざる聞かざるの世界

 加齢のためなのか、それともワクチン接種の副作用なのか、物が見えずらくなり、耳は蓋がかぶさったようになってしまった。歳を取ると、要らない情報を遮断するようになっていくのかも。それでも、「星座盤」という同人誌は読んでいます。現代文学性が強いので、こんな同人誌もあるのだと感心した。ところで、小室さんと真子さまの情報には、何の根拠もなく、国民が反対している、と書くのだから驚く。国民の何%が反対してるのか、判る人がいるらしい。とにかく金をもらわなければ、皇族と国民という関係から解放されるらしい。米国に住んだら、その国に帰化したらどうだろう。

 

 

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2021年9月 4日 (土)

文芸同人誌と草野球の類似…

 文芸同人誌が送られてきて、ずいぶん多いと思うが、おそらくそれらは、氷山の一角で、こちらが知らないだけであろう。その同人誌の本質を説いたのが、菊池寛の「作家凡庸主義」論であろう。《参照:菊池寛の近代文学精神論とポストモダン時代の考察(5)》自分はこれを「文芸のカラオケ化」現象とした。しかし、それよりも、本質は、草野球の方が類似しているかもしれない。メンバー9人いれば、その誰もが参加できるところに、参加者の公平性がある。さらに地元中心の地域性がることも似ている。また、強くなるには、リーダーの指導力がないといけない。今後の若者たちの同人誌づくりには、そうした要件が必要であるようだ。--次の記事は2003年5月12日の読売新聞の夕刊に掲載された記事だ。元原稿がこれによってわかる。情報の出所がわかりというのが、「文芸研究月報」特性であった。このころは、文芸同人誌が文学性をもっていたと思われている時代であった。

 030512YE【〈文学のポジション・文芸誌〉 /同人誌から才能発掘】《山内則史記者》
現在の文芸誌のなかで、同人雑誌から才能を発掘するシステムを持っているのは「文学界」(文芸春秋社)だけだとし、毎月掲載されている「同人雑誌評」について詳しく紹介している。担当は文芸評論家の大河内昭爾氏(75)、松本徹氏(69)、松本道介氏(68)、勝又浩氏(64)の4人。かつては月に140冊ほど届いた同人誌も、現在80~100冊になった。大河内氏の気になっていることとして「同人雑誌が単なる作品発表の場」になっており、切磋琢磨する気風が失われているとする。(文芸研究月報年6月号より)。頭の記号化がみそで、030512は2003年5月12日付。Yは読売新聞。Eはイブニング夕刊の意味。それで詳しく知りたければ、元の記事が読めるということである。

 

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2021年8月19日 (木)

同人誌掲載作品の分かり易い評論風の紹介を…

 「文芸中部」を読み終えた。文芸同人誌の中では文学性が濃いので、小説らしい形態なものが多い。そう感じるのは、普通の小説としての形式をもたないものが、同人誌には多いように思えるからだ。小説はどう書いても良いという作家がいるせいらしいが、それはどう書いても読者がつく立場の作家だからだ。普通は、世間話でも周囲が耳を傾けるようにして、話すものだ。そこで、こう書いてあるから、これは読める小説だというような紹介をしてみたい。

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2021年8月 1日 (日)

文学フリマの出店販売本「お役立ち文学」本の内容を連載公開

 文学フリマ東京で販売していた「文学が人生に役立つとき」(伊藤昭一)の内容連載公開することにした。《参照:文芸同志会のひろば》これは、当初菊池寛の「作家凡庸主義と文学のカラオケ化」というような10頁程度の冊子を、東京文学フリマで300円で販売したところ、10冊くらい売れた。それからその増補版を次のフリマで販売したところ、また売れた。そこで、オンデマンドで「文学が人生に役立つとき」という冊子にしたら、毎回、売れた。ところが、例のコロナで、高齢者の自分は、「フリマ」参加を自粛した。2018年にオンデマンド化したのだから、さすがに古本的である。それでも、文学をすることは、生きることに役立つという菊池寛の精神を伝える意味はあると思う。昨年と今年の「文学フリマ東京」にもし参加していたら、今頃は売り切れているはず。菊池寛の「日本文学案内」はヘーゲルのとマルクスの社会の歴史的発展段階論をよく勉強して、作家志望者向けの手引き書のスタイルで、人間が精神的成長をするために何が必要かを記している。それが終わればこの続きとして、斎藤幸平「人新世の資本論」の解説もしてみたい。これは、マルクスの資本論の第1巻から出発している。その理論を理解するのには、岩波文庫の「経済学批判」を読んだ方が分かり易いかも。ここでは、使用価値と交換価値と商品価値について語られている。ここでのミソは、価値は、関係性のなかでしか、表わされないということである。最近ではマスクについて、それが起きている。店で入手できない時は自分で作った。それの価値は使用価値そのものである。ところが、友人が作ってほしい、そのかわりパンを焼いてあげるから交換して、と言って来たら、マスクはパンと同じの交換価値をもつ。さらに売ってほしいという人が出たら、商品価値が生じる。では、いくらで売るか、となると、それは欲しい人のつけた値段になる。マスクは、それ自身で価値を表現できない。だれかが値段を付けないと、価値がわからない。菊池寛は、文学の芸術的価値論を述べているが、これはマルクスの「経済哲学批判」を読んでいたのだと思う。もうひとつ、人の価値も自分で自分の価値を表現しても、意味が薄い。他人に価値を求めることが多い。

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2021年7月30日 (金)

事実を物語にする

 事実を調べて述べるのをノンフィクションという。現在社会でのそれはニュース情報ともうひとつ,検察の起訴した事実を裁判官につげる事件調書である。あまりメディアに報道されないので、取り上げて見た。《参照:事実と判決物語化の考察=2審で話を変えた「妻殺害」事件》ここでは、子育てに神経をすり減らした母親が、精神錯乱をおこし、子供と心中しようとしたのを、夫がさえぎり子供たちを連れて2階に逃げた。扉をしめて妻の発作のおさまるのを、まっていたら、静かになったので、2階の部屋から出て見たら、妻が手すりに下着を書けて縊死していた。夫は子供ために、母親が階段から落ちて亡くなったことにして欲しいと頼んだ。夫は、おそらく亡くなった妻を一階におろしたのであろう。それが警察に怪しまれて「妻殺害」事件にされたのだと思う。どこかで、おきているような出来事で、自分は被告に同情してしまう。

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2021年7月 8日 (木)

壇一雄と交流の深かった織氏氏の評伝について

 詩人・井本元義氏の執筆による壇一雄と深い交流のあった織坂氏の評伝が出た。《参照:「評伝・織坂幸治」の詩人活動を記録する》。壇一雄文学の研究者にとって、後日貴重な資料とされる可能性もある。自分が同人誌「砂」に参加していた時に、同人に三島由紀夫との交流を書いた同人がいた。新潮社の編集部にいた人だったが、後日、猪瀬直樹氏から「三島由紀夫論」の資料に役立つ二で、あるものを見せてほしいと連絡があったことがある。評伝をまとめた、井上氏も出会いの縁でこのような実績を残したことは素晴らしいとおもう。自分のことで、申し訳ないが、「詩人回廊」の北一郎はPR誌「さううんどプレイ」の特集をかいていた。その他のゲストエッセイに河野典生に原稿を依頼した。出来上がりを届けた担当者によると「この特集記事は、分かり易く、勉強になった」と褒めてくれてたそうである。
 現在、同人誌「あるかいど」を読んでいるが、同人誌掲載作品としては、よく書けているが、物語化専門のコピーライターかりすると、小説になっていない欠陥作品、という感じの作品が多い。ただで、もらったから、無料記事的に紹介するつうもりだが、それは小説本来の機能からは、読んでいないということにするしかない。

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2021年7月 3日 (土)

スピーチライター(近藤圭太)の劇場的立場の場面と物語

 先日、スピーチライターをしている近藤圭太氏と、連絡を取る機会があった。彼は、結婚式でのスピーチや、式典での挨拶のネタを必要としている人に文案を提供することもある。《参照:依頼者の事例紹介》。これはまさに、場面そのものの現場の声である。ここでは、第三者から見た人物の概要と評判が浮き彫りにされる。そして、それに耳を傾けさせる工夫がある。自分は、これを知って、判り切った文章論などよりも、こうした作業への意識が、創作者に役立つかもしれないと、考えた。近藤氏自身は、個人的でありながら、普遍性を持った話術を追及するという。自分は長い間、各種同人雑誌を読ませてもらって、自分の考える小説の形式条件と同人誌作家の小説観にずれがあるのが分かっ事例「クライアントの事例」ていた。一番のちがいは、自分は短編小説の場合、必ず「場面」から書く。次どうなるかが、気になるようにするためである。しばらく、近藤氏と連絡を取りながら、物語化の工夫について、論議していきたいものだ。■《近藤圭太のひろば

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2021年6月18日 (金)

 貧困層と富裕層の断絶が見えてきた年越し派遣村の時代からの団体

  資本主義でも社会主義でも、どういうわけか、無数の貧困層が、少数の富裕層のための奴隷的な存在になっていく。そのことが映画のフェイドインのうに明瞭になる時代が、年越し派遣村の存在であった。かつて文芸同志会は、「反貧困」運動をしえんしてきた。バッジもつけたことがある。その時代から「もやい」活動は生まれた。こんど創設にかかわった湯浅誠氏との対談が映像化されるという。《参照:「みんなのお悩み解決ハンドブック」刊行=「もやい」
《参照:強引、独り踊りと言われて~元「年越し派遣村」村長・湯浅誠氏の報告から(1)》

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2021年6月 6日 (日)

日本農民文学会の公式サイトを知る

 その存在を知らなかった「日本農民文学会」のHPをみた。会員の杉山武子さんより、機関誌の寄贈をうけたので、これも読んで作品紹介をしようかと、おもって読んでいたら、すでにホームページが出来ていると知って、それを紹介する方が適切であろうと、思った。自分は、農民文学賞の選者に直木賞作家・伊藤桂一氏(生前)が加わっていた時期に、その受賞式風景をネットニュースに掲載していた。当時は、メディに扱われることが少なく、それを伊藤桂一氏が寂しがっていたので、自分がネットのPJニュースに発信していたものである。伊藤先生が選者でなくなったので、その取材をしなくなった。現在は、HPをみればすべての情報がわかるようになっている。運営者の若返りの様子がわかり、頼もしいものがある。

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2021年5月28日 (金)

「第六回文学フリマ岩手<6月20日(日)>開催中止

  文学フリマの岩手が中止へ。

6月20日(日)「第六回文学フリマ岩手」開催中止のお知らせ (2021/5/28発表)・コロナ過のなか、文学フリマ事務局はこれまでよくやってきたと思う。

しかし。この情勢では、やむを得ないであろう。ここの多くの雑誌は、合評会をやらないのが多い。入場者の反応が直接わかるから、それ以上の評価判断は、必要ないのだろう。自分は高齢なので、見物にもいかなくなった。

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