▽池田雄一(文芸評論家)選=津村記久子「カソウスキの行方」(講談社)/諏訪哲史「りすん」(講談社)/村田沙耶香「ギンイロノウタ」(新潮社)。
▽石原千秋(早稲田大学教授)選=楊逸「時が滲む朝」(文芸春秋)/喜多ふあり「けちゃっぷ」(河出書房新社)/青木淳梧「このあいだ東京でね」(「新潮」9月号)。
▽川村湊(文芸評論家)選=平野啓一郎「決壊」(新潮社)/飯嶋和一「出星前夜」(小学館)/津島佑子「あまりにも野蛮な」(講談社)。
▽斉藤美奈子(文芸評論家)選=古川日出男「聖家族」(集英社)/桐野夏生「東京島」(新潮社)/町田康「宿屋めぐり」(講談社)。
▽沼野充義(東京大学教授)選=黒川創「かもめの日」(新潮社)/楊逸「時が滲む朝」(文芸春秋)/川上三映子「乳と卵」(文芸春秋)。
▽山内則史記者《純文学・対象作品》=「『過酷』『空虚』に抗する大作」、「楊逸 芥川賞の衝撃」=小林多喜二「蟹工船」/町田康(46)「宿屋めぐり」(野間文芸賞)/平野啓一郎(33)「決壊」/古川日出男(42)「聖家族」/文庫版「カラマーゾフの兄弟」/楊逸(44)「時が滲む朝」/同「金魚生活」/田中慎弥(36)「切れた鎖」(新潮社・三島賞)/同「蛹(さなぎ)/石原慎太郎(76)「火の島」(文芸春秋)/絲山秋子(42)「ばかもの」(新潮社)/高橋源一郎(57)「いつかソウル・トレインに乗るまで」(集英社)/黒川創(47)「かもめの日」/南木佳士(57)「草すべり その他の短編」(文芸春秋)/川上弘美(50)「どこから行っても遠い町」(新潮社)/堀江敏幸(44)「未見坂」(新潮社)/津島佑子(61)「あまりに野蛮な」。
▽佐藤憲一記者《エンターテインメント・対象作品》=東野圭吾「流星の絆」(講談社)/同「聖女の救済」(文芸春秋)/同「ガリレオの苦悩(同)/同「容疑者Xの献身」/伊坂幸太郎「ゴールデンラバー」(新潮社・山本周五郎賞)/桜庭一樹「私の男」(文芸春秋)/貴志祐介「新世界より」(講談社)/飯嶋和一「出星前夜」(小学館)/諸田玲子「美女いくさ」(中央公論新社)/和田竜「のぼうの城」(小学館)/湊かなえ「告白」(双葉社)/四つの新人賞を総なめにした真藤順丈。
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