文芸時評・2月(東京新聞2月28日・夕=伊藤貴氏氏
家族をめぐる2作品「新しさと深さを具なええ」
《対象作品》=宇佐美りん「くるまの娘」(「文芸」春号)/「99のブループリント」砂川文次(「文學界」3月号)。
☆北一郎・四の五の言う=2作品に絞ったところが、評論としての実態をなしている。題材は若者にとっての「家族」。同人誌でも高齢者の家族物語が多い。比較できるのか。読まないことには始まらないのだが。おまけに、「WEB文芸」に、単行本の解説を平野啓一郎がしているが、それが読める。《参照*WEB文芸》
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