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2021年12月27日 (月)

自分ではない人の遺稿を整理する試み

  Kという知り合いは、印刷業を営み、数多くの同人誌を印刷していた。「グループ桂」という伊藤桂一氏の指導のもとの同人誌も印刷していた。その人物が、ある夏の日曜日(検死書推定。脳幹破裂の痕跡あり)に突然死した。親族から一時的に融通してあったお金の返金に一部にパソコンを引き取ってもらいたいというので、承諾した。中を開けると彼の原稿がワードで沢山あった。その中で、タイトルは異なるが、連作としてつながるものを見つけて、繋げてみた。彼の人生を知られざる側面を、伊藤桂一氏や同人仲間と共有してみたいという気持ちもあって連載をしたものを転載したものである。もともと自分を伊藤桂一小説教室に誘ったのもK氏だった。ただ、不思議に思うのは、交際の広いK氏が突然音信不通になったことに、知り合いはどう感じていたのか。その情報が得られなかったことだ。Kの自分への影響はたくさんあるが、一番大きいのは「僕の祖先は××藩の道場師範代をしていたらしい。それで、僕も座右銘を宮本武蔵の『我ことに当たって後悔せず』ですよ」。いまでも、過去の過失を思い起こすと、いまさらどうしようないことだーと思うのは彼の影響であろう。《参照:「操り人形」という自伝を残した男(1)ー(5)

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