« 文芸誌「浮橋」第8号(芦屋市)―2- | トップページ | 文芸時評・東京新聞(11月30日〈夕刊>)伊藤氏貴氏 »

2021年11月25日 (木)

小説の伏線と曲がり角について

 同人誌紹介で、自分が不満をのべることに、伏線がないことと、登場人物の精神に物語の変化が見られないことがある。これは、自分の趣味のうちだが、読者としてそのような立場で読むから仕方がない。このほど、町田文芸交流会で矢嶋直武氏の作品鑑賞会を行ったので参加した。これは、同人雑誌的な表現手法を発展させた、佳作である。そこで、暮らしのノートITOで作品評をした。とくに、注目したのは、主人公のはじまりの精神状態と職業観が、なかほどで変化し、伏線も活用していることである《参照:小説「黄昏の街」(矢嶋直武)に読む定年退職者の孤独(2)》。この作者には、今後にさらなる期待をしたい。孤独をテーマにまだ、この問題を含んだ小説の展開余地は残っていると思う。

|

« 文芸誌「浮橋」第8号(芦屋市)―2- | トップページ | 文芸時評・東京新聞(11月30日〈夕刊>)伊藤氏貴氏 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 文芸誌「浮橋」第8号(芦屋市)―2- | トップページ | 文芸時評・東京新聞(11月30日〈夕刊>)伊藤氏貴氏 »