コロナ過の秋の別所温泉駅前
外出自粛で、7月以前から電車に乗らなくした。バスを乗り継いで、用事をすましていた。しかし、感染者が減ったので、かねてより懸案であった、長野での用事を済ませに、山手線で東京駅から北陸新幹線にのった。構内の駅弁ショップはかなり混雑していた。北越新幹線は、がらがらで空いていたが、幾人かの人がいた。火曜日であるせいなのに、おそらく以前よりは乗客は多いのであろう。だが、それも、軽井沢までで、そこで多くに人が降りた。あとはがらがらで、こりゃ赤字になるわな、と思う。目的地の上田につくまでに、同人誌「澪」を読んでいたが、そのなかで、小説としながら、小説作法の基本を無視した作品を幾度も読み返して、考えた。同人誌は、あえて多くの人に読まれることを前提にした小説作法を拘らない作品の発表の場になっている。だから、沢山成立してるのだと感じた。文芸ではあるが、文学とは限らない。前衛小説集という意味なら、それはいえる。話はかわるが、上田から別所線で温泉に行った。ここの日帰り温泉「あいそめの湯」は、人影はなかったが、広い駐車場は半分ほど埋まっていた。近所のひとと近場の人の銭湯的でありながら、本格温泉が楽しめる。自分は、脚が弱ってきたが、湯につかると猛然と脚がだるくなった。しかし、翌日の軽快な感じで、効いたのである。《参照:コロナ過の秋の別所温泉駅前=不景気の秋風にモハ5250》
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