事実を物語にする
事実を調べて述べるのをノンフィクションという。現在社会でのそれはニュース情報ともうひとつ,検察の起訴した事実を裁判官につげる事件調書である。あまりメディアに報道されないので、取り上げて見た。《参照:事実と判決物語化の考察=2審で話を変えた「妻殺害」事件》ここでは、子育てに神経をすり減らした母親が、精神錯乱をおこし、子供と心中しようとしたのを、夫がさえぎり子供たちを連れて2階に逃げた。扉をしめて妻の発作のおさまるのを、まっていたら、静かになったので、2階の部屋から出て見たら、妻が手すりに下着を書けて縊死していた。夫は子供ために、母親が階段から落ちて亡くなったことにして欲しいと頼んだ。夫は、おそらく亡くなった妻を一階におろしたのであろう。それが警察に怪しまれて「妻殺害」事件にされたのだと思う。どこかで、おきているような出来事で、自分は被告に同情してしまう。
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