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2021年4月16日 (金)

何を書けばいいのかな。

 いま、同人誌「文芸中部」を読んでいる。なかなか充実していそう。もうひとつ、ウェルベック「せロトニン」をよむ。現代世界の行き詰まりを実感させる。悪口文学も深みを帯びてきた。この方向での読書視点で、紹介してみるかな。それと「澪」が到着した。石渡均氏の黒澤明とつげ義春の評論を楽しみにしていたら、それに興味を示す情報がなかったらしい。考えてみれば、つげのマンガを知る人は多くないはずだから仕方がないか。ぼくはマンガの新世紀エヴァンゲリオンを評論に入れたら、変人扱いされた。でも売れっ子の経済評論の吉崎達彦氏が、観て感心していた。これには驚いた。どこかに読者はいるんですよ。また、あまり話題にされないが、野間宏「真空地帯」は、ドイツの学者が、日本の軍隊組織の研究に参考になったらしい。さらに思いついたが、ミステリー作家の三好徹氏がなくなった。以前、文人囲碁の世話役をしていた時にお会いした。ほんとうは、現代的なミステリーで才能者だったのだが、当時、横溝正史の原作を市川昆監督で映画にしたら、ブームになって、変な方向に読者が行ってしまい、三好氏には時代のめぐりあわせに不幸があったように思う。こんな話でどう。

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