公式情報と事実の差はいつでもある
堀江社長のライブドア時代に外部記者としてPJニュース班があって、非常にユニークな存在であった。そこらの街で拾った出来事が、市民感覚でニュースにできた。ある日、池袋駅前を通りかかったら、慣れぬ手つきでビラを渡しているおじさんがいた。商売ではないのはわかったので、ビラをもらってみた、ビラには、小泉首相への直訴という文章で、自分の息子が池袋駅頭で、見知らぬ男の突き飛ばされ、頭を打って昏倒。救急では死亡してしまったという。相手は逃げた。その犯人追及を警察の捜査が甘いので、自分が直接が犯人の目撃者を捜す呼びかけをしているのだという話をしてくれた。それが、この事件である。《池袋・立教大生殺害事件を警視庁が容疑者不詳で書類送検》自分がPJニュースでとりあげたこともあってか、大手新聞やテレビニュースになって、小林さんは多忙になり、接触はすくなくなった。警察はその事件が有名になると、彼に事件がどれほど、被害者の心を傷つけるかを、署員に講演をしてほしいと、依頼してきて、それに応じていたと、小林さんはいう。この事件は殺人、殺害となっているが、実際は彼の息子さんが突き飛ばされたあと、救急手当をしたが死んでしまったので、傷害致死事件である。それを殺害したことにし殺人事件扱いにした。そこに警察側の立場の発想がわかる。--それから、前に書いた堀江社長の逮捕事件だが、彼が選挙で、地元で当選したら国の歳出と経費の削減をすると語り、そのなかで、皇室の経費も無駄を省くと演説していたそうである。広島の会員がそれを聞いて、危ない橋をわたっているよ、と教えてくれたので、覚えている。それから、あの粉飾決算事件が起こる。そういわれれば、そういう関連かなとも思う。いま、皇室は若い女性の婚約を認める認めないと、週刊誌情報をもとに騒いでいるが、自分には何が問題かわからない。もし、週刊誌情報がもとならば、国民全体が若い人への人権侵害の犯人である。太平洋戦争の裁判で、戦犯者たちは、「自分は戦争をしたくなかった。反対であった」語ったという。でも、戦争をしたのである。人間の悪魔性がそこにあると思う。
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