最近の文芸同人誌観=自己表現の場
文芸同人誌がよく届きます。その役割も時代と変わっているのでしょう。別に文芸評論家でもなく、ただの読書家ですから、ぼちぼち読んでいます。今日は、送られてきた同人誌を発行日の順になべて見ました。12冊あります。自分は、人間は日記をつけること、そこから考えました。日記は発表する必要はない。出来事を書くことは、考えの整理になります。それだけで、充分で発表の必要性はないでしょう。そうすると文芸同人誌に日記のようなものを発表するというのは、発表することに意義があるということのなります。それが自己表現というものでしょう。こう種類のものがばかりであったら、文芸雑誌とは、言わないでしょう。綴り方か、作文です。誰が読んでも理解できる日常的な題材になります。同人雑誌で、タイトルだけで、どれがどれだか判らないので、全部に目を通すしかない。すると、文芸同人誌が文学作品ばかりでない、ということがわかります。そいうことを念頭に置いています。同人雑誌の最大の長所は、同人仲間で費用負担する貢献性から、何人かの読者を獲得できることでしょう。これが大前提にあると自分は考えます。
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