労働者文学賞の選考評に学ぶこと
労働者文学が面白い。とくに選評は、文学がどのように労働者と接点を持つかという、ことを考えるヒントに満ちている。《参照:生活の中の「労働者文学」87号=知識と知恵(心)の関係》。選評でしかわからないノミネート作品の内容と、問題提起について、考えさせて貰える。紹介を語る意欲の出る内容だ。やはり、問題提起の仕方で、豊田正子の「綴り方教室」をテーマにしているのがある。これは現在の同人誌との違いを明確にしている。読みだしても、何が問題なのかわからない作品が多いのは。豊田正子を参考にしたらどうであろうーと今、思った。作文でも書けなくなるというのは、それがただの趣味の暇つぶしでないからであろう。
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