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2020年8月 2日 (日)

ミニコミショップ「模索舎」が50周年

 東京新聞によると、自主流通のミニコミや団体の機関紙など一般の書店では手に入りにくい品をそろえる新宿の書店「模索舎」が10月、創業50周年を迎える。1970年代、学生運動に情熱を傾けた大学生らが設立した書店は、運営スタッフが世代交代しながら、「表現の自由」「流通の自由」を守り続けている。JR新宿駅から甲州街道沿いに東へ十分ほど歩くと、新宿二丁目のビルの一階に模索舎が見えてくる。ペンキのはがれかかった板張りの外壁に黒ずんだ木製の扉と看板、上に掲げられたランプが昭和の趣をそのままに残す。自主流通のミニコミや団体の機関紙など一般の書店では手に入りにくい品をそろえる新宿の書店「模索舎」が10月、創業50周年を迎える。1970年代、学生運動に情熱を傾けた大学生らが設立した書店は、運営スタッフが世代交代しながら、「表現の自由」「流通の自由」を守り続けている。店内は十坪ほど。左右の棚には詩人の吉本隆明さんら著名人の書籍もあるが、多くは出版取次会社を通さない自主流通本だ。サブカルチャーやLGBT、宗教などあらゆるジャンルを網羅。ミニコミ専用の棚も設けている。奥のコーナーには新左翼、新右翼など思想を問わず、各種団体の機関紙が所狭しと並ぶ。販売依頼で持ち込まれた本は原則無審査。十一年前から店を切り盛りする榎本智至(さとし)さん(40)は「品ぞろえは多いけれど、経営はぎりぎりの状態」と笑った。 学生時代から通う世田谷区の熊谷敏郎さん(64)は「応援のためにも、ここで買うようにしている」と本と冊子を手にした。近くに住む大学二年の谷舗(たにしき)悠人さん(20)は「昔の知識人が通っていた雰囲気が、かっこいいし、あこがれる」と話した。ーーそれにしても、継続する手法と工夫に驚かされた。《参照:表現の自由守り半世紀 自主流通本扱う新宿の書店「模索舎」

 文芸同志会も一時お世話になったので、先日ちょっと挨拶に行った。つげ義春のマンガ集など、懐かしい本から、青木理氏の著書などがおいてあって現代性も取り入れている。新宿に来たら時など、よってみたらどうであろう。

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