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2020年7月21日 (火)

「季刊文科」81号について

 文芸誌「季刊文科」81号に眼を通している。《鳥影社サイト》本誌は、定価に対し読者の支援寄付を募るシステムで、文芸同人誌の作家たちを優遇するシステムがあり、発行の助けになっているようだ。そのせいか、今号は同人雑誌評の担当を2人にし、拡大充実させている。有料でなければ行わないような試みもしている。ここが無料サービス化したネット情報との違いであろう。また、特集の三島由紀夫が大変面白い。版権の面倒なところのある作家だが、その知られざる一面がわかって面白い。自分が同人誌「砂」に参加していた時に、今は故人となった同人が,三島との交流があり、猪瀬直樹氏が三島論をしっぴつするのに、取材対象になっていたのを記憶している。その猪瀬氏が経過を記している。

 

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