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2020年5月15日 (金)

生活の中の情報検証について

    「書を捨てて街に出よ」これを意味することを説いたのは、アンドレ・ジイド(1869~1951)の「血の糧」であるが、日本では、寺山修司(1935~ 1983年)同趣旨の発想の作品を書いている。思いが似ていることが多いということだ。いまのコロナ禍では、推奨する人はすくないであろうが。そして、国民が「青磁に無関心でも無関係でいられない」という亀井静香氏の言行録もある。文芸同志会での情報提供では、最近こんなことがあった。自分は、たまたまテレビを見ていたら、自粛警察関連の事例として戸越銀座商店街の密集ぶりを映像つきで、報道していた。自分は、それ以前、3月の時点で、戸越銀座商店街を見に行ったところ、関西としていた。そこで、外出して行っても良い場所として戸越公園付近を取材、閑散としてしていたので、推奨する自身のブログ記事を書いていた。そこで、テレビニュースの戸越銀座の風景に疑問を持ち、4月に改めて取材に行って見た。《参照:コロナ禍の街!戸越銀座と五反田の昼下がりを観察 》ところがそれから間も《参照:吉祥寺、戸越銀座の「自粛無視」報道写真のウソ(5月14日)spa》がネットニュースになっていた。これも身近なところでの情報検証である。
 自分にとっての情報操作の問題は、日本人の進・善・美にかんする概念が、世代交代で変化し、その人間性が変わってしまったのかどうかである。

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