編集者が不在のまま「砂」141号発行
事情は忘れたので、詳しくはわからないが、文芸同人誌「砂」の運営者が、運営できなくなったと、急に退会してしまった。しかたなく残った会員の合議で発行された。その間に、他の会員がかなり退会してしまった。会員の高齢化で、病気になったり、亡くなった炉り、認知症になったりして、原稿が集まらず、自然に休刊や廃刊になる典型的な事例であろう。《「砂」142号を発行!以後ほぼ休刊状態に入る》伊藤は、4人の作家の談話を取材してあるので、それらの記録とその時の雰囲気を交えて話の内容を紹介した。特に辻井喬氏の晩年の談話が自分には印象深いが、現在でも課題になっている電子書籍に関する大沢在昌氏の話が一番時流に合っていると思う。ただ、枚数が多すぎるといけないと思い後半を省略した。これは、今年の春の文学フリマ東京で販売するつもりだ。
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