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2020年1月10日 (金)

文芸時評1月号(産経新聞12月29日)石原千秋・生きるための悲しみ

村上春樹が群像新人文学賞贈呈式で、〈小説家になったら村上龍という筆名で書こうと思っていたが、先に村上龍がデビューしてしまったので村上春樹でいくしかなくなって残念だ〉という趣旨の「人を喰つた」受賞の挨拶(あいさつ)をしたと、丸谷才一が紹介している(『挨拶はむづかしい』)。村上春樹ファンなら誰でも知っているだろう。 その村上龍が春樹の向こうを張って『ねじまき鳥クロニクル』の書き直しに挑戦したのかと、一瞬わが目を疑った。「MISSING 失われているもの」(新潮)である。《参照:【文芸時評】1月号 早稲田大学教授・石原千秋 生きるための悲しみ

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