事実と小説の間に取り組む
このところ同人誌を読んでいると、10数年前とは様変わりしている。かつては純文学派作家が多かったが、最近はただの作文のようなものが増えてきた。おそらく同人誌の結社の存続のために、芸術志向のない、作文を小説として扱って同人を増やしているのではないか。こちらは、作文でも現代らしい出来事が書かれていれば、世相の把握ができるので大いに結構である。先日、警察の捜査のための情報提供者(s)の話を聴いてきた。《参照:元捜査協力者が冤罪で有罪(1)国賠訴訟した盛一克雄氏》。このような事実を小説に生かしたものがあっても良いのではないか。
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