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2019年4月 7日 (日)

気分と論理の事例

  小説の面白さは、登場人物の考え方の面白さでずいぶん異なる。そこから気分と論理のズレを生じさせるのもひとつの手法だ。--

 政党規範批判の文章の中に、次のような例がある。

ーー賛成できないことも『実行する』ことが求められ、『党の決定に反する意見を、勝手に発表』できない、というのが民主主義とかけはなれた決まりなのは明らかでしょう」ーーこれはどの党を批判したものであろうか。現在の自民党? いやいや共産党への批判です。

《参照:記事まとめ(デイリー新潮4月7日)

日本共産党の志位和夫氏は「日本国憲法の国民主権の原則になじまない」と見解を発表/冷や水をぶっかけるような談話だが、共産党はそもそも天皇制について、批判的という/「令和」に早速冷や水! 日本共産党の見解とは

  もともと、日本の戦後の天皇には、象徴という具体性のない地位にあって、基本的人権がない。共産党はその点を指摘しないのはおかしい。本来、天皇が退位の意志を示すことも、政治的に影響するならばできない筈である。国会で特例としたのも、その事情があったはずだ。

 亀井静香氏は、天皇の自主的な退位には「お気の毒だが、天皇陛下には基本的人権はいのはやむを得ないのです」として、反対している発言をしている。参照=亀井静香氏、日本国民が独立国家ではない状況を良しとしている

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