三島由紀夫より先に書いたと「痛恨の思い」をさせた直木賞候補作
前の続編で、直木賞候補作家の方井上武彦氏の「死の武器」について、三島由紀夫が「 文学でやりたいと思つてきたことの全部が、ここで語られてしまつたかもしれない、といふ痛恨の思ひです。」と述べていた。《参照:同人誌2007年「中部文芸」74号での直木賞候補作家・井上武彦》
「東海文学」という同人誌に書いていたが80号ごろで、雑誌がなくなったらしく、その後「文芸中部」に宗教心の追求をする作品を発表する晩年であったようだ。
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