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2018年9月28日 (金)

日本近代社会の独立国精神と植民属国精神の文学

 なんだかんだと言っても、日本の昭和期前半の帝国主義的行動は、前提に独立国であり、それゆえに侵略国になった。侵略しないでいたら正しい独立国であった。現代は、侵略国であったことを反省する。同時に、それは独立国でなく、他国に防衛を頼む植民属国の立場である。その点だけをみれば、現在の日本はゆがんだ状況にある。本来はどうあるべきか、それを菊池寛の思想に読み取りたい。そんなことを考えながら「近代(モダン)文学の原理」を進めている。

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