「文学が人生に役立つとき」(伊藤昭一)の販促のために
「文学が人生に役立つとき」(伊藤昭一)の販売は、ほとんど文学作品のフリーマーケット「文学フリマ東京」であるが、販売当初はネットを見て、購入もあった。その後の、購入者や問い合わせ者の反応のなかで、これで菊池寛のことが、ほとんどわかるのか? など、結果的に「菊池寛の思想をもっと知りたいということらしい」と感じた。そこで、評論の対象とした菊池寛「日本文学案内」の原文引用を、もっと独立した形式で、説明した方がよいのかもと、「文学が人生に役立つとき」(伊藤昭一)の解説詳細を頁にした。《参照: 「文学が人生に役立つとき」(伊藤昭一)の目次と解説》。
この頁は、まだ追加解説が必要だが、とりあえずここに追加をしていくつもり。
以前に、幻冬舎系で今は「書きかけ小説出版企画」になっている部署に原稿を送ったが、「まだ、追記再検討が必要」という回答が、最近になってきた。その話のなかで、いっそ批評対象の「日本文学案内」の全文復刻が必要かもという考えにもなった。
しかし、昭和13年発行のものだから、旧仮名で、今は読まれていないが当時読まれたらしい海外作家の評もある。これには調べて解説が必要であろう。また、外国名がすべて漢字(埃及、希臘)などで、そのままでは不都合である。なにか考える必要がある。
考えてみれば、当会は本を出版した会員作家のその後のフォローのために、「暮らしノートITO」を活用しているのだから、代表自らの著書を宣伝しないのは、怠けすぎとでるとも思える。
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