安心メニューのテレビニュース・バラエティと不都合な事実
テレビで現在起きていることを知ろうとしても、なかなか難しい。茶の間の精神安定剤としての役割に徹していいる。アマボクシングの山根明会長の話題は、なにか不都合あったのか消えた。日大理事長も消えた。とにかく散々騒いでも、消えるものは消える。
ところで、31日には、経産省の「多核種除去設備等処理水」の保福島第一原発敷地の、スペースがなくなったので、海の放出したいので、その説明・公聴会があった。福島原発由来放射能汚染水は、アルプスという設備で、トリチウムは薄めれば安全なので、海洋投棄したいということへの意見交換会である。
自分は午前中の郡山会場と東京での午後のネットライブ中継を見るのに、一日中在宅していた。《参照:トリチウムを主とした公聴会》
こういうのこそテレビ中継して欲しいが、現在の日本社会では、ネットでも現場中継がもられるというのは、それでも大したことだ。原発周辺域はは、そこにあるだけで事故がないのにがんにかかる人が、他地域よりも3割多い。おそらく放出されるトリチウムのせいであろうと、都市伝説的な噂になっている。トリチウムは、害がないわけではないが、除去できないので垂れ流しにしても良いことになっているらしい。
たた、そういう話をするのは不愉快で、ストレス解消にならない。メジャーリーグの日本人選手の情報などで、気分転換をさせているのだろう。―国民をー。
文学も同じで、地球温暖化やプラズチックゴミ、世界秩序の混乱などの不安を描いたものは、純文学では売れない。そこで、暗喩として奇妙な設定のもの増えている。それでもやまり、不都合な事実を知らないままで、生きているのは、つまらなく思う人が文学作品を読むのであろうという、希望的観測である。
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