情報の秘境探検のひとつの分野としての文芸同人誌
文学フリマを広島でも実施するという。《参照:文学フリマの広まりと同人誌イメージとの関係を考える》
そうなると、そこにどんなことが書いてあるかを、ほとんどの人が知らない。「文芸研究月報」という冊子を出していた時には、大手メディアの新聞情報が主であった。そこで、バランス上、知る人の少ない文芸同人誌の情報を流していたのである。当時は、まだメール通信がパソコンの主体だった。当初から、どこにもない情報の源にしていたのである。月報に新聞社からの記事を転載すると、自社の記事を勝手に転載するな、訴えてやるという対応があった。その時に、文芸同人誌は、よむ人が少ないので、その情報とバーターしませんかなどと対応していた。
しかし、同人誌のいくつかからは、お前なんかに読んで欲しくないと、排除された。それは視点が異なるのである。作品評と情報化とは、基本が異なるのであった。
| 固定リンク
コメント