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2018年4月 8日 (日)

赤井都さん~桜色の時間が通り過ぎたらもっと春色満開号~

  ■「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶4」ご案内(2018年4月26日~5月16日) 
  風薫る五月、今年も8階茶道具売場にて、豆本と活版印刷の展示販売会と ワークショップを開催致します。 会場には赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版作品とステーショナリーが並びます。 繊細な技術による作品と、特別開催のワークショップをこの機会に是非 お楽しみ下さい。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
  会 期:2018年4月26日(木)~5月16日(水)※最終日は16:00まで
  ※5月12日(土)、13日(日) 活版ワークショップ・ローマ字名とワンポイントを入れたメッセージカードを活版印刷 ・2,000円(税込)予約不要(随時受付)所要時間約20~30分
  ※5月6日(日) 豆本ワークショップ
  ‣赤井都のオリジナル超短編を「布表紙のアコーディオン折豆本にします。・3,240円(税込)所要時間約40分予約優先(予約・問合せ052-264-5387)会 場:あーと・すぽっと(丸栄8階茶道具売場 名古屋市中区栄3-3-1)
出展者:赤井都、Bird Design Letterpress 協力:andantino、弘陽(三木弘志)
  ■アリス初版本を触ったこと
  国際古書市が銀座で開かれたので、かげろう文庫さんにご案内をいただき、雰囲気を見ようと行ってみたら、カタログには掲載されていなかったアリス初版本が出品されていました。「博物館と違って、何でもお客として、触
れるのが古書市のすごいところなんですよー」と聞いていたので、思い切って、イギリスから来たそのお店の方
に、ガラスケースから出してもらいました。見て、触れてみたら、うっかり、買いそうになりました。150万円。
買えなくはないけれど、そのあと、むっちゃ貧乏生活になりそうでした。頭を冷やすようにその場を離れました。
赤い布表紙のマクミラン版。扉の絵とタイトルの間にはグラシン紙が綴じ込まれていました。テニエルが気に入らなくて、アメリカへ行って刷り直しになったという挿絵は、小口木版の小さなサイズでインク少なめな繊細な線でした。表表紙には金線で四角い枠、裏表紙の中心に丸でチェシャ猫の顔が金箔押しされていました。いい体験をさせてもらいました。アリス初版本がうちにあっていいかも、という、夢を見させてもらいました。キャロルが一生懸命作った本だから、魅力を感じたんだろうか? 本の魅力って何だろう? と、改めて考えさせられる出来事でした。 本の魅力って、何なんでしょう?
 《参照:サイト言壺
   ■オーダーメイドについてFAQ
   これまでずっと自分が作りたいように豆本を作ってきて、今はデザインやテーマから、人様のご要望に応えて作りたい心境になっています。
    「こんな豆本を私のために作ってほしい」というご要望は、自費出版の豪華版のミニ版になりますので、30万円くらいのご予算をお考え下さい。 オーダーメイド製本・修理・改装は、カウンセリング・ご提案・デザイン料・材料費・印刷代・手製本費用等がかかってくる、お一人のための製本プロジェクトとなります。赤井都のノウハウを、あなたの新しい本のためにお役立て下さい。 メール、お電話、お手紙などでお気軽にお問合せ下さい。
お電話は、平日毎日13時頃、大丈夫です。
   「こんな豆本を作って売ってほしい」という出版のリクエストでしたら、どう実現するかはわかりませんが、言ったものがちとして、いつでもご希望を囁いて下さい。『銀河鉄道の夜』『近代ミステリ』『絵本』、リクエストはちゃん
と覚えています。まだ着手しませんすみません。

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