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2018年2月17日 (土)

創作のために百円玉催眠に突撃体験を追う(1)外狩雅巳氏

  高齢化社会になって、それだからこそ起きる社会現象が多くある。テレビのコマーシャルでも、高齢者の生命保険や、健康食品、サプリメントなどが、氾濫している。生命保険などは、働き盛りの大黒柱が、万一の時に、妻や子供が生活維持するためのリスクをとったものが、本来の姿。すでに、子どもも独立した高齢者などは、たとえ死んでも、家庭に保険をかける必要もないのである。そうした、社会動向のなかで、「詩人回廊」の外狩雅巳庭では、「安売りショップの特別販売に通う日々」の連載を開始した。まず、いま、流行りの催眠商法で、、格安商品を販売して、そこから高額商品売りつける商法の現場に突入しているようだ。
 このビジネスは、無料の景品や安価な商品を目玉にして、数カ月以上販売会場に通わせる。相手が高齢者で暇があるので、可能な手法であろう。高齢者は、会場に行けば何かと得をするし、仲間も誘う。友人からの誘いならば、それが高額商品を交わせる目的の呼び寄せとは気がつかない。
 会場に行くと、優しい言葉で販売員が次々と話かけてきて、淋しい人には居心地がいい。しかも、何らかのお買い得商品が買えるので、毎日のように通うのである。
  販売員は、高齢者の好む健康の話題を軸にし、売り込む商品間接的に係る話を面白おかしくする。宣伝はするものの、押し売りはしない。そこで、高額商品を買わされても、被害者意識がでない。
 国民生活センターによると、長期にわたって、大量の商品を買わせる「次々販売」の被害者は2016年で1411件。購入契約をした被害者の年齢は平均72.5歳。なかには90歳以上もいるという。平均支払い額は約180万円だという。
 この現場を外狩氏はどのように創作するか、まずはその下書きとして興味深い。

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