会員減少の同人誌「砂」が休刊をまぬがれる
文芸同人「砂」の会が発行する「砂」が来年に、発行される見通しになった。文芸同志会が協力すると決めたので、かつて取材してあった町工場の話をひとつ。それと文学フリマに参加することになった過程と、その後を連載開始した。また、コスモス忌の行事で、文壇バー「風紋」のマダム林聖子氏に森まゆみ氏が、父親と文壇人の交流を語ったのを森さんの資料を使って、ブログにし、それをアレンジして、コスモス忌の意義を書いたが、主催した坂井貞氏から、森さんから書籍化の都合もあって、発表を控えて欲しいと、言われ、「砂」への記事を没にした。
いずれも現在進行形のものの、経過話である。それが文芸か? と問われれば「そう、現代的な文芸文化に入る」と、答えたい。自己表現という行為は、時代によって変わる。自分自身、若い頃は、詩でよかったが、もっと表現を追求するには、小説があっている、と思った。しかし、現在では、自分の見聞をピックアップすることが、自己表現になっている。自己表現にも時代と、ネットなどの技術の発達によって、そのジャンルのどれかであれば良くなっている。ひとことで、作家と便宜上名乗っても、実活動はそうでないことが多いではないか。現在「砂」の同人で会ったことのある人は、4,5人しかいなくて、組織がどうなっているか、わからない。打ち合わせをしても、近年は3人しかしない。自由な表現の場ーーというポリシーはある。もうすこし様子がわかったら、必要に応じて新会員を増やすようにしたい。《参照: 「砂」の会のひろば》
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