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2017年8月28日 (月)

小説新潮、創刊70周年で記念号と環境の変化

新潮社の文芸誌「小説新潮」が8月22日発売の9月号で創刊70周年を迎えた。記念号となる9月号では、「日本の小説」を振り返る特集を100頁に渡って掲載する。巻頭は「文士レアショットアルバム」と題したグラビアを収録。70年の歩みをビジュアルで紹介する年表は14頁にわたって掲載した。井上ひさし、獅子文六、黒岩重吾らが同誌に初めて書いたときの小説やエッセイを収録もする。
同誌の元編集長、川野黎子氏のインタビューや、同誌に最も多く登場した作家、最も長く連載した作品をランキング形式にしたコーナーもある。本体1030円。
編集長は、時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。ーーとしている。
 たしかに、手軽な値段で、娯楽の時間を過ごせるものとして、長年にわたる役割の大きさはある。年代層にはかつての読者層がデーターベースになっている。
 もうひとつ、小説公募に応募をする作家志望者が読者であった。それが、一時期、雑誌の発行部数よりも多い小説公募数があったり、読まないで公募する人が増えたという現象もある。
  さらに、小説の公募がネットで行われるようになると、公募層の読者が減る。
  若い層は、ライトノベル系の読み物に傾斜するなど、こうした年代層のギャップをどううめるのであろうか。環境の変化に対応するのは大変であろう。

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