« 文芸同人誌「私人」第92号(東京) | トップページ | 大学文芸誌「文藝工房」第21号(平塚市) »

2017年7月29日 (土)

放射性廃棄物処理場所が決まった気分だけで決まらない

 核のゴミ、核爆弾開発時や原発開発の時点では、なんとかなると思っていた。鉄碗アトムの時代。しかし、現在になっても決められない。その歴史をみると、まず日本の原爆投下の効果がわかり、核開発競争がはじまった。それから、汚い核爆弾からきれいな核爆弾へと競争がすすすむ。クリントイーストウッドの「ダーティハリー」という名は、最後の汚すぎて実験爆発ができなかった、水爆の名称だった。「ジョン・ウエインはなぜ死んだか」(広瀬隆)より。その当時、ビキニ環礁での事件で、第5福竜丸やその他の日本漁船のビキニマグロ騒動が起きる。
 このころから、北半球先進国で、がん患者が急増した。こりゃますいというので、先進国を除いて核開発を禁止する条約ができる。世界各国がやったら、人類ががん死するからである。そのころ核のゴミは、宇宙ロケットで宇宙に捨てられるおもっていた。
 ところが、米国のスペースシャトルが、爆発事故を起こした。核廃棄物を積んだ宇宙ロケットが爆発したら地球規模全体が汚染されるで使えない。そこで、捨て場がなくなった。それを前提に廃棄処分場の決定記事を読む必要がある。参照:ITOのポストモダン的情報

|

« 文芸同人誌「私人」第92号(東京) | トップページ | 大学文芸誌「文藝工房」第21号(平塚市) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 文芸同人誌「私人」第92号(東京) | トップページ | 大学文芸誌「文藝工房」第21号(平塚市) »