同人誌評「図書新聞」(2017・6・3)=越田秀男氏
《対象作品》
・自我の分裂――『クジョウォカー』(間渡博寿美/照葉樹・11)。
・閉ざされた自我――『日傘の女』(乾夏生/時空・44)。
・老人の自我その1――『ゲイの島』(渡邊久美子/あらら・8)。
・その2――『いたち』(谷垣京昇/せる・104)。八十の大台間近の生涯独身男〈浩平〉。
・その3――『あと少しだけ』(土田真子/じゅん文学・91)。
・企業戦士の自我――『オブジェ』(桑田靖子/たまゆら・106)ーーほか。
《越田秀男・評「ズレ、乖離、分裂、閉塞、解放――震災2000日「依然として立ち往生し、ことばを創り出しかねている」より》
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