村上春樹さん「翻訳は究極の熟読」
「好きに書く小説と制約の多い翻訳、という相反するものをバランス良くやることで、心地良いリズムがつくれる」と翻訳の効用を力説。「物をつくる人間にとって怖いのは『井の中の蛙』になること。外に開かれた窓のような翻訳作業を大事にしたい」と語った。
このほか自らの翻訳作品や新作小説「騎士団長殺し」の一節も朗読。翻訳家の柴田元幸さん(62)を迎えた対談では時折ユーモアを交えた語りで会場を魅了した。
《産経:村上春樹さん、翻訳について語るイベント「翻訳は究極の熟読」》
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