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2017年3月26日 (日)

美しい日本の共同体幻想

  このところアレルギーシーズンか、春先の体調と精神の変調か、具合が悪くTVばかり見て過ごす。政治の話題は、籠池氏と安倍首相夫人の100万問題ばかり。これらは日本人民族的中心思想にはまった人たちだけの問題ではないか。安倍首相の美しい日本を取り戻すというキャッチが一般人に違和感を与えないので支持率も高いいようだ。
 しかし、個人的には美しい日本と、国民個人どういう関係があるのか。「自分は美しい日本人であるから今日も元気だ」と思うひとは相当の変わり者であろう。もし、自分と美しい日本が結びつくとしたら、団体として自治体からのつながらりでしかない。それは共同体にいるというだけで、そんなの関係ねえ、とは言えない。安倍首相夫人は、美しい日本という共同体イメージを持っているがゆえに、近いづいてくる人間に、そんなの関係ない、と言えなかったのではないか。付き人谷氏のファックスには、官僚がみたら忖度せざるを得ない文言がある。
  美しい日本というのは、日本の共同体幻想をもたせるので、誰にでもあてはまると思わせるための曖昧なキャッチだが、まず自分たちが仕掛けた罠に自分ではまってしまった例であろう。日本会議など共同体幻想思想にはまると面倒なことになる見本ではないか。  

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