講談社が黒字に、紙が減ってデジタル事業伸びる
講談社は2月21日、株主総会および取締役会を行い、第78期(H27.12.1~同28.11.30)決算と役員人事を発表した。期中の売上高は1172億8800万円(前年比0.4%増)、当期純利益は27億1400万円(同86.7%増)。75期年以来3期ぶりの増収増益を果たした。売上高の内訳は、「雑誌」627億6800万円(同7.4%減)、「書籍」173億6700万円(同1.1%減)、「広告収入」46億6900万円(同3.0%減)、「事業収入」283億5300万円(同29.7%増)、「その他」9億9600万円(同38.1%減)、「不動産収入」31億3300万円(同0.6%減)。事業収入に計上されているデジタル・版権収入が大きく伸びて全体を牽引した。
役員人事は、森武文専務が副社長に、金丸徳雄取締役が常務に昇任。清田則子、鈴木章一、吉富伸享の3氏が取締役に新任した。山根隆、清水保雅、入江祥雄の3氏は退任し、顧問に就いた。
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