浜田寿美男教授の「自白のなかに無実の証拠」と作家の心理
以前から、小説の技法について、事実をそのまま書くと、読者への説得力を欠き、それらしく事実にフィクションを加えると、読者を納得させるとい作用が働くことに、面白い現象と、関心をもって、暮らしのノートITOのなかで感じることを記してきた。《参照:美濃加茂市長の汚職事件と村山裁判長の判断》
先日、名張ぶどう酒事件=浜田寿美男教授講演で、(2017年2月17日)「奥西勝氏の自白のなかに無実の証拠を見る」という研究成果を聴いた。
自分は、それ以前に、裁判官の世間知というか、作文の構造をしっていれば、ある程度、述べていることの真偽が見えるのではないか、という質問をした。「そこですよ」と、浜田教授は、裁判官の人生経験の重要性を認めたが、ワークショップの時間切れで、打ち切られてしまった。
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