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2017年1月20日 (金)

わたしと「仙台文学」89号の周辺=外狩雅巳

  同人には芥川賞候補になったこともある作家の佐々木邦子氏もいて、伝統のある長く続いてきた老舗の同人誌です。
  その佐々木邦子氏が昨秋に亡くなり訃報が編集後記に掲載されている。享年67歳との事です。
  私の親元が仙台なので何度か作品や因果関係を紹介して来たが今回も再録しておきます。
  外狩と言う名前から私の父が東北学院の教師だった事が牛島富美二氏が気づいて手紙も頂きました。
  牛島氏も東北学院の教職として父と同僚だったのです。牛島氏の作品は仙台維新譜の題名で14回目連載中です。
  明治維新時に東北の各藩は同盟して新政府に対抗します。その戊辰戦争時仙台藩の様々な事を書き続けています。
  郷土史等をたくさん参考にした連作長編なので「仙台文学」という同人誌名にふさわしい作品だと思います。
  また、同人だった上遠野秀治さんとは文学街の表彰式で知り合いました。まだ二十代の青年でした。
  彼からは自費出版した小冊子「内燃機関」が送付されて来ました。色々と縁の深い同人誌なのです。
  仙台には父親の墓があります。何回忌かの集まりが有るときには一度この同人会会合を見学したいと思います。
「仙台文学」89号発行日(平成29年1月10日)。発行所=仙台文学の会。 仙台市泉区向陽台4-3-20。発行人=牛島富美二。
参照:外狩雅巳(町田文芸交流会事務局



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