「第22回文学フリマ東京」は5月1日に東京流通センターで
「第二十二回文学フリマ東京」が2016年5月1日(日)のGWの最中に開催されます。「文芸同志会」と文芸同人誌「砂」がブースを連携して出店します。けっこう実売が期待できるので、増刷をして持ち込みます。
その連休の間に、これまで読ませてもらっていた文芸同人誌についての提案を「文芸同志会のひろば」に連載しておきます。見えざる力の支配への抵抗を意味しています。硬い話を、どうしたら、柔らかく、面白いように書けるかの実験です。
話の要点は、資本主義社会における商業主体の文化活動が、大資本や官僚の支配のシステムに組み入れられている現状から、その枠外にある労働力と印刷費を自己負担している文芸同人誌をもっと活用し、世間の声としての表現力を持とうではないか、ということです。
これは、すでに文学フリマの出品作品には見られる傾向です。このところニコニコ超会議が、テレビニュースで報道されています。これなどは、社会の枠外とされたマニアたちがネットだけのつながりを活かして、実際に現場をつくって集まろう。顔を合わせて、リアルな世界を形成しようというドワンゴの狙いが、成功しつつあるということです。
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