文芸時評(東京新聞2月29日)佐々木敦氏
堀江敏幸「足の組み替え」企画の冒険、成功。
萩世いをら「私のような軀」変だけど面白い。
《対象作品》
芥川賞受賞第1作・滝口悠生「夜曲」&インタビュー。江南亜美子「死んでいない者」作家論(「文学界」3月号)/吉田大助「本谷有希子インタビュー」(同)/堀江敏幸責任編集「足の組み替え」=山下澄人「浮遊」、マンガ家・小林エリカ、方言ケセン語専門家・山浦玄嗣、加藤典洋たち「創作」(「早稲田文学」春号)/鼎談・奥泉光、島田雅彦、高橋源
一郎「30年後の世界―作家の想像力」(「群像」3月号)/故・津島佑子「半減期を祝って」(同)/古川日出夫「列島、ノラネコを刺すノライヌ」(同)/谷崎由依「黒板」(同)/吉村萬壱「コレガーレスギル」(同)/萩世いをら「私のような軀」(同)/(「すばる」3月号)/同「筋肉のほとりで」(「すばる」2010年12月号)
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