「航海記」を作って個展=赤井都さん
「航海記」を作って個展をしたことで、私の中では、すっかり別のシーズンに入りました。別の季節になりました。今後、自分のことを豆本作家と言わずに、ブックアーティストと言うことにしました。豆本っていう言葉からイメージされるものと、自分が作るものとが、ずいぶん離れてきたから。(個展「航海記」のようす ブログ)
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自分で組版、印刷もして、絵も入って、絵はドライポイントで、絵も文章も自分の、というトータルな本づくりがようやく、製本10年目にして実現しました。特装版は、見たことのない本の形にしたいと思って、漕いで行くイメージで、ミニチュアの76mmサイズを超えました。いろんな意味で、自由さを感じて作りました。作品発表は、自宅アトリエ個展で、それも、通常ならギャラリーでという枠から離れて自由でした。
大変だったので、もうこういうものづくりは、できないかもしれないな、と思いました。ほら知らないからできてしまう大変さってあるから。
個展では本が好評で、来た人数に対する売れた数はとても良かったです。それも、ありがたくて、作家として自信になったことでした。30部刷ったので、販売分は、まだあります。欲しい方はこのメールにリプライでお問い合わせ下さい。ご案内します。言壺便り2月号価格になります。
特装版 長い函 18000円
通常版たとう付 ミニチュアブックサイズ 9000円
通常版たとうなし ミニチュアブックの本のみ 6000円
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