がん患者としてのドクター中松氏の生き方
発明王で、都知事選挙では立候補していたドクター・中松氏は去年から、がんとの闘病とその生活対応を、記者会見で語ってきた。昨年は、医師から2015年12月までの余命と宣告されたそうである。「得意の発明でさまざまな治療法を開い発していたという。それが効果があったのか、今年も延命したことを示す記者会見があった。《参照:がん闘病のドクター中松氏、2016年まで延命達成会見》
昨年から車いすであったが、今年はそれより少し体調が悪化したらしく、顔色もあまり優れない。中松氏は「サー中松博士魂の会」というグループを結成していて、黙っていると会費を取られる。会見に食事会をするようだ。自由報道協会員のジャーナリストで会員ではありませんといっておくと、記者席に案内される。
中松氏の前立腺導管がんという難病だそうである。それがどんなものかは知らない。私自身、58歳で前立腺がん診断され、手術を1回、そのごの再発の要検査で1回入院生検を行っている。3か月に1回のPSA検診を行ってきた。
中松氏の説明はよくわからないが、がんを宣告をされた人間の、生き方の実例のひとつとして、注目している。こうした話題を提供する基本思想に、健康保険制度とTPPの関係に結び付ける狙いがある。TPPと健康保険の関係について、情報は公開されていないが、場合によっては日本の社会に激変をもたらすという予感がある。
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