「草莽崛起」(そうもうくっき)麻布高校生編の周辺と世相
第二十一回「文学フリマ」東京に昨年に続き、麻布高校生による「草莽崛起」(そうもうくっき)誌の販売があった。今年の「草莽崛起」(そうもうくっき)誌のテーマは、読書と思索である。げんざい読み進めているが、その過程で、改めて、高校生の持ち得る世界観の範囲の広さが、一般社会人を上まわるものがあることがわかる。《参照:「詩人回廊」文学フリマ」物語消費》
同時に、それ以前に「「草莽崛起」(そうもうくっき)」の会という思想団体が存在していること、との比較を考えてみた。要するに、吉田松陰の思想は、高校生にも、社会思想活動家にも共通する問題意識を生み出す世相であるということなのだ。
自分は、老・壮・青という世代別の思想回路が、それぞれ乖離しながら共存している現象を、なんとか分析してみたいと思っている。その視点で、麻布高の「草莽崛起」(そうもうくっき)の特徴を読みこんでいるところである。
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