ネットの投稿サイト「エブリスタ」には200万編の作品=外狩雅巳
文芸同人誌に発表した作品は同人会での合評の場で取り上げられます。書き手は読んでほしいから書くのです。読み手を期待しない作品は有りません。
しかし、応募作品は当選作等にしか批評が無く大多数は消え去ってゆきます。当選しない作品は良くない作品でしょうか。読まれなくて当然なのでしょうか。
雑誌などの同人誌作品評で取り上げられるのもほんの数編です。その他の作品は同人会内の合評が唯一の読者評を受けられる場でしょう。
作者には同人会に入るか応募以外には読者獲得の道は有るのでしょうか。元相模文芸クラブ会員の知人からこの問いに対する返答が来ました。
彼はネットの投稿サイト「エブリスタ」を紹介してくれました。ここには200万編の作品が投稿されてているという事です。
ネットの八割は若者だそうですが二割は高年者だそうです。
彼は旧作の感想が欲しく手直しし一か月間の分割で投稿を続けました。 結果。3212人の閲覧がありランキングの四位になったそうです。
閲覧者は毎回しおりを挟み連載を読み続けてくれたそうです。42のコメントと星印の評価点を寄せた人は2000を超えたそうです。少数の同人仲間の感想に終わらせず旧作品を再度投稿する勧めです。
これ以外には私たちの文芸交流会という方法もあります。
複数の同人会(の会員)が会合し他会の作品感想を交わす場です。同人誌でも個人本でも作者が出席すれば読まれ感想を受けられます。
互いの顔も見えます、討論も応答も徹底できます。月例会常連は十人未満で来年は三年目に入ります。
同人会仲間以外からの感想や討論は新鮮で盛り上がっています。
この方法を周知し参加者を増やしたいと考えています。
「相模文芸」31号と「文芸多摩」8号が会合を待っています。「みなせ」と「普恋洞」は来年発行予定です。個人出版も予定中です。
一月22日・二月29日と町田公民館の会場確保もできています。来年の月例会を充実させたいと期待しています。
《参照:外狩雅巳のひろば》
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