作家とともに図書館にむけて貸出猶予を求める=新潮社
パシフィコ横浜(横浜市・西区)で開かれた第17回「図書館総合展」のフォーラムで、新潮社・佐藤社長が複本や新刊の貸出猶予について「著者からの声が強く、放置できないほどになっている」と現状を説明した。年内をめどに、作家とともに図書館にむけて貸出猶予を求める要望書を発表する予定。猶予期間は1年間。佐藤社長は、対象とされる本は「著者と出版社が合意した本」に限定し「日本図書館協会などとの決めごとではなく、(公共図書館への)お願いごとであり、節度、程度問題」であることを強調。「著者に(執筆への)モチベーションを与えられないと、最終的には出版文化の衰退につながる」と危惧した。(11月11日「新文化」より)
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コメント
図書館での新刊書の貸し出し猶予・・・とは新刊書をすばやく貸し出すと、売り上げに詠起用するということだろうか。評判が立てば新刊本の宣伝になるはず。
どうなのでしょうかね。o(*^▽^*)o
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2015年11月18日 (水) 13時49分