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2015年10月20日 (火)

なぜ外狩作品か?に思う――外狩雅巳より

 文芸同志会通信で北一郎こと伊藤昭一氏が幾つかの外狩作品論を掲載中への説明を書いている。
 七十年代の青年期に幾つかの職場での体験を下敷きにした作品が対象になっているようです。
 同年代の伊藤氏が重視する経済成長期の一端が読み取れるのも作者がそこに拘っている為です。
 工場労働者として自覚し階級闘争を学びました。青春の日々は作業現場に置き忘れたままです。
 労働者階級の展望を学び信じました。共に未来を切り開こうと呼び掛け組織した日々でした。
 拭い去れない過去。セガエンタープライゼス社などでの労働組合結成を検証する作品です。
 半世紀後での文章化・作品化は単なる回想にはしたくないのです。しっかり検証したいのです。
 七十年代に民主連合政府を勝ち取る。発達した資本主義国での政権奪取の道筋。
 労働者階級の輝く未来を導く日本共産党をまぶしく見つめた一人が青年時代の私でした。
 天皇制軍国主義反対。社会主義国支持。学習不足でどこまで理解したのか未熟な私でした。
 作品「この路地抜けられます」では過激な学生運動に加わった時期も少し書いて見ました。
 六十年安保闘争。七十年安保闘争。体験した世情は激動の時代を感じ変革を期待しました。
 読書が好き歴史も好きでした。パリコミューンの底辺庶民たちの勃興に心踊らせました。
 過激な学生運動を短絡的に職場に持ち込み孤立し失敗した事もありました。
 懲りない私はべ平連にも関わりました。若者達に大田べ平連代表に祭り上げられたりしました。
 半世紀後の今。若者のデモ行進の盛り上がり。そして共産党の国民連合政権の提唱もありました。
 しかし、組織労働者の行動は鈍く職場は能力主義で分断されています。当時とは情勢が違います。
 労働者組織の中に不抜の党建設をと煽られたあの頃。左から更に極左へと揺れた青年期のわたし。
 その私の歩んだ職場活動の検証です。日本は働く人が主人公の国に変えられるのだろうか。
 朝鮮半島の分断化を認めかねない共産党代表の訪韓。現実路線とは言え様変わりした今。
 私に出来る小さな事は青年期の職場体験を書き検証する事と思いました。
 人生の終章を単なる回想記の創作に終わらせたくないと思っています。
 伊藤昭一氏がどのように読み解説するのか楽しみです。
《参照: 「詩人回廊」外狩雅巳の庭

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