町田文芸交流会で多様な広がりと可能性を=外狩雅巳
町田文芸交流会の月例会には「文芸同志会」代表の伊藤さんが常連になっています。
彼の文学論は会合を盛り上げ参加者の発言の幅を引き出す効果があります。
近隣の同人会等とは可能な限り対面交流を追求し手法や内容も工夫してゆきます。
遠方等で対面出来ない全国多数の文芸同人会も視野に入れた発信に努めています。
書籍全般の作品合評会・相互活動報告・出版情報等の案内を友好的に展開中です。
八月末会合に参加した詩誌「ロゼッタ」(町田市)は手製の簡易製本ですが読みたくなる雑誌です。
九月一日発行の「孤帆」26号(横浜市)が到着。この雑誌も手に取り読ませる工夫があります。
奥付も頒価700円(安い!)や発行者とうやまりょうこ氏作品案内等手抜きは無い。
メール合評会を行なったりと作品内容共々気合の入った文芸同人会だと思いました。
高畑寛氏からは「漱石『満韓ところどころ』を読む」(鳥影社・7月27日発行)が届きました。季刊文科コレクションの帯が着いた小説と評論の300頁近い大冊です。―私の本ははっきりしたメッセージがあって、そのために書いています――
との手紙も挟まれていて「文芸同志会」への送付熱意が読み取れて大切に受け取りました。
文芸同志会伊藤代表は東京在住です。町田文芸交流会内「文芸同志会通信」様との宛名で送られて来た同人誌については、送付か交流会席上で渡しています。
他の出席者も町田市や秦野市在住なので出来るだけ頻繁な意思疎通に努めています。
同人誌発行を行う会、文芸発言をネットで取り組む会など多様な参加団体があります。
近隣の会も遠方の会も交流を希望すれば可能に成る場を作りたいのが交流会です。
月例会の他にも寄贈された詩誌の紹介や文芸情報発信など課題も沢山あります。
全国の文芸愛好家が交流できる可能性の追求は今後ずっと行ってゆきます。
町田で集まり討論し二次会では歓談した熱気を全国に広げたいと考えています。
文芸同志会はじめ、参加各団体に代わってこの場で御礼をさせていただきます。
町田文芸交流会事務局《参照:外狩雅巳のひろば》
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