会員ネット活動とIT未熟騒動記(1)外狩雅巳
夫婦そろって電機音痴です。それでも私は少しは家電も使えます。
メールも行います。文芸同志会の活動情報はメールで送稿し伊藤氏が体裁を整え公表します。
それ以上の技量が無いので伊藤氏が苦労して整理し題名付け等の加工を行っています。
そんな私のメール画面に先日大量の不審メールが届きました。送信者に心当たりなし。
内容は私に四億五億の金額を送金したい。とか宝籤当選なので受け取れとかです。
世の中にはカネ余りの人がどうしても送金すると迫っているような文面が殆どです。
私が受け取らないと大変に困るとの事情ももっともらしく書き連ねています。
多数の人々がどうしても私に億円単位の金額を送金しなくはならない状態なのです。
そんなにカネ余りなら震災被害者に送れば良いのです。東北支援に使いましょうで、「送信する」をクリックしてその旨を伝えました。他の返信方法が出来ない未熟者です。
なのに懲りずにまた同じ文面で五億円受け取れと切迫した事情を書き連ねてきます。
――だからあ、災害援助に回しなさいよ――と私も返信にタメグチになりました。
送金したい人達は私に受け取らせようと工夫してきました。知恵を絞っていますね。
私のパソコンに入り込んでいるらしく個人的な事も把握しているようです。
プロレタリア文学論等を見たらしく、送信者名が宮本謙治とか小林多喜二になりました。
私がかたくなに災害援助に回せと返信するので災害援助機関も名乗り出しました。
そんな送受信が続く中で事態は大きく動きます。電話会社からの通信がありました。
パソコン会社にメール騒動の処理を頼もうとしたその時、S社から電話されました。
受話器を取るとパソコンなどでお困りは有りませんか、と親切な態度で話されました。
電話機にも不具合があるし携帯にも疑問があったのでそれらの数件をつたえました。
全部処理しますからS社と契約しましょうね。きっと良い結果になりますよ。
お客様皆が喜ぶ契約を行うのが当社の姿勢です。貴方も満足する事を保障します。
十二件の困った件案を全て解決するから契約して下さいとの営業電話です。
F通信さんにも、プリンターCさんにもNTTさんにも相談するつもりの矢先でした。
なら、契約してS社に全部解決してもらう方が簡単ではないかなと思いました。
で、OKとなり契約書類が送られて来ました。書名・実印捺印のうえ返送しました。
受理したとの電話があり、17・18両日の工事も決定しました。以降はH通信です。
《参照:外狩雅巳のひろば》
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