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2015年9月14日 (月)

著者メッセージ: 大久保淳一さん 『いのちのスタートライン』

 『いのちのスタートライン』という本を書きました。
 進行ガンを患った私が、さまざまな試練を乗り越え、過酷な100kmマラソンへの復帰に挑戦する実話です。
 今回、この作品を通じ、人が生きることについて、真剣に向き合ってみました。
 「人生は、やり直せるし、いつでも、何度でも、チャンスがある」
 私はこの言葉を信じているからです。
 本のエピローグから2年経ち、いま、新たな挑戦にのぞんでいます。
 私は、病気の後遺症で、肺の1/3が機能していません。
 それでも尚、ガン発病前のマラソンの自己記録を更新し、元気だった頃の自分を追い抜きたいのです。
 今年6月、100kmマラソンで、その9年がかりの悲願を達成できました。
 今後は、フルマラソンでの記録更新とサハラ砂漠250kmマラソンに挑みます。
 本を読んでいると、信じがたい事実に出会え、自分にも、まだ多くのチャン スがあるとわかる時があります。
 この本が、だれかのそれになってくれればいいなと思っています。 (大久保淳一)(講談社『BOOK倶楽部メール』 2015年9月1日号より)

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