町田文芸交流会8月30日例会報告=外狩雅巳
秋雨前線が停滞する小雨続きの30日(日)の午後に文芸交流会を行いました。
町田中央公民館の一室に男女4人の計8名で3作品の合評等で3時間討議をしました。
「ロゼッタ」「みなせ」「風恋洞」の3名の作品感想と各会の紹介や紙誌説明等です。
「相模文芸】」「民主文学会・町田支部」「文芸同志会」も参加し熱心に討論しました。
二人だけで同人誌を発行した「秦野文学同人会」や手作り詩誌の「ロゼッタ」の内情。
更には年間に4回も同人誌を発行する精力的な「みなせ文芸の会」もあります。
作品感想の交流だけでなく各会の運営や同人誌作りの手法等も質疑応答をしました。
新発行の「文芸多摩通信11号」も配布され「ロゼッタ」も追加配布されました。
多摩通信に大川口支部長による文芸交流会についての紹介文がありますので記載します。
―――町田市の近郊で活躍している文学グループからの積極的な呼びかけもあり「文芸交流会」の名で民主文学会と連携する動きがすでに半年を超えて続いています。異なった文学グループがそれぞれ作品を提出しその合評を通して交流をふかめるというユニークな方向は、今までにない文学交流の場として期待しています。――
関東に文芸同人会は数十あると言われていますが地域一帯での交流はありません。
以前、文芸思潮誌の五十嵐編集長が呼びかけ開催された関東文芸交流会がありました。
しかし、現在は活動休止状態です。その多摩地区版となればと月例会を継続中です。
同人誌以外も単行本やパンフ的な個人作品も活字なら取り上げて合評します。
友人達の文芸談義的な集まりの発展継承として既に二年間の歴史を作りました。
文芸同志会の伊藤昭一氏の深い作品評・広い文学情報も大いに役立っています。
同人会の仲間内に纏ってしまう傾向のある市民文学の壁を破る試み中です。
今後も月例会開催の情報を掲載してゆきます。是非、各地で興して下さい。
《参照:外狩雅巳のひろば》
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