土砂降りのなか佐藤優氏の「知」の読書術講演に2800人
国際ブックフェアの会場に佐藤優氏の講演をききに行った。《参照: 「絶歌」出版や百田氏の作風も語る!TIBFで=佐藤優氏》
やっぱりこういうのは、実際に聴くのが一番。窓から外をみると雨に煙って景色が灰色の世界に溶けて見えない。それなのに2800人の聴衆が集まった。本が売れないなんて信じられない熱気である。佐藤氏の話には、現在世界に蔓延している「反知性主義」に対する宗教者らしい解説があって、なるほどと視線の角度の独自性を感じた。反知性主義は日本だけでなく世界の傾向だとされるが、第二次世界大戦後、久しぶりに世界の評論理論が
シンクロする現象になるのかどうかである。
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