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2015年4月13日 (月)

ネット記事の出版化について=外狩雅巳(投稿)

  文芸同志会加入三年目のサイトで発信を冊子に編集した「外狩雅巳の世界2015」制作の準備中です。
 当件について伊藤代表が通信で説明等を行っています。ネットの文を紙で発行する事への言い分です。
 「週刊アスキー」で実施しているが実は「2013年度版」で二年早く実行したと対抗しています。
  これを読んで私は更に二年早く2010年に「組曲」という出版本でその試みをすでに実行した頃を連想しました。
 私は15年前から「相模文芸クラブ」で同人雑誌活動を行っています。内部のみで満足していました。
 2007年に「文芸思潮」誌が同人誌振興の方針で「相模文芸」18号の本城氏の作品を表彰しました。
 それに触発されて私もその年に「文芸思潮」第四回銀華文学賞に応募して奨励賞に成りました。
 作品「28歳の頃」は08年の22号巻頭に掲載されました。表彰式で田村怜奈さんと懇意になりました。
 彼女は随筆で入選し同じ号に掲載されています。メルアド交換で交信が始まりました。
 41才も年の差があるので彼女の両親同席で文芸交流を認知してもらい共同製作を開始しました。
  溜まったメール文を編集し、随筆や小説等の双方の作品を入れ込んだ本を10年初に出版しました。
  メール文や彼女のブログサイトの文章等をパソコンから紙に取り出し一年かけて編集しました。
 「組曲」は妻の兄夫婦の会社で印刷製本しました。文芸仲間等に配って自己満足していました。
  それが自費出版図書館に認められて9月15日のライブラリーで図書紹介を行ってくれました。
  しかし、僕たちは文芸同志会とは違いこの手法を広く宣伝・広報する事もなく自己満足していました。
  彼女の部分は表表紙から始まり僕の作品群は裏表紙から逆進します。真ん中は二人の交信記録頁です。
 表裏の無いこんな奇妙な本は外道だと評判も悪く続巻「組曲Ⅱ」では採用しませんでした。
  で、各自独立した一冊を作り箱に一緒に入れて箱の表や背に書名を付けてセット本で作成しました。
 しかしⅡは何処からも評価されず僕たちもさらなる共同制作の意欲が湧かず現在に至っています。
「組曲」の感想会には十名が参加してくれました。その一人と詩集を共同制作する事になりました。
 田村さんと結成した「二人企画」製作の3人詩集「ギフト」は2012年に発行しました。相模文芸会員で文芸思潮誌に「文豪の遺言」を連載中の木内是寿さんがお祝いの書評をくれました。2010に行った相模文芸10周年記念パーティで3人の仲間と朗読した詩を本にしたものです。
 《関連サイト参照:外狩雅巳のひろば

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