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2014年12月24日 (水)

年の暮れ「町田文芸交流会」に参加して

 毎月、町田市公民館で行われている町田文芸交流会(外狩雅巳事務局担当)だが、先月は文学フリマに出店していたので欠席した。今回12月21日では、小野友貴枝さんのエッセイ「閉店前夜」が第10回「文芸思潮エッセイ賞」奨励賞を受賞したということで、その作品鑑賞を行った。その日は同人誌「相模文芸」同人のほか、同人誌「みなせ」の岡森利幸氏が参加しており、わたしは初対面なので、名刺交換を行った。また、「みなせ」のバックナンバーも読ませてもらい、そのなかで岡森氏が社会の出来事を独自の視点ピックアップし、意見を述べているのに大変共感をもった。自分も同人誌に社会性を持たせたらどうであろうと、ドキュメントを発表し始めたところである。どうしてそうするようになったか、話してもおもしろくないであろうから省略する。
 小野さんのエッセイについては、内容は、いつも原稿をかくのに通っていた喫茶店が、時代の流れで閉店することになり、その前夜に店の客となって、その店のなくなるのを惜しむ話である。司会の外狩氏は、エッセイと小説のちがいはどこにあるかという問題提起をした。わたしは、「閉店前夜」に描かれたような静かで物を書くのに適した店は、閉店することが多いという現象を題材にしたことや、書き出しの優れたところが「文芸思潮」の主張に合っているのではないかと、感想を述べた。
 読書会というのは、評論家でないのに、また評論をする必要がない(とくに同人誌は)のに、良いの、悪いのというのは、筋が違うと自分は想う。どのように読めたかが大事だと思う。

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